薬学部から医学部へ仮面浪人の軌跡

現在某国公立大学院薬学研究科に所属しています。 しかし、医師になる夢を諦めきれずにいたので、今年、仮面浪人を決意しました。 周りの友人、先生にはあかせない積もり積もった話をここでして行きます

現在某国公立大学院薬学研究科に所属しています。
しかし、医師になる夢を諦めきれずにいたので、今年、仮面浪人を決意しました。

2016年03月

こんにちは。受験が終わり、就活の書類、説明会でヒーヒー言っているゆうさんです(´Д` )
上のようにtwitterでは、悔いはありませんとか言ってますが、ツイートした当時とはまた違う気持ちが芽生えてきております。つまり、僕は、次の年の医学部受験に挑戦しようか本気で悩んでいます。
しかし、就活、研究をないがしろにすることは絶対にありません。

ということで、ずるいとは重々承知ですが、就活が自分の思い通りに行かなかった時に医学再受験を考えたいと思います。
こういうことを考えてしまう時点で、本当に自分ってずるいし、肝っ玉が小さな人間だなぁと思います…

卒後9年間も北海道で働かなければいけないという制約って嫌だなぁと思い、今年の受験では一般枠で出願したのですが、噂によると、一般枠よりも地域医療枠の方が面接の点数が高かったらしいのです。やはり、医師になるということが目標であるので、背に腹は変えられないなと痛感しました。
来年、医学部再受験を決意した時には、札幌医大をリベンジし、一般枠ではなく、地域医療枠で出願しようと決意しました。

しかし、受験の前にまずは就活という人生の中で一大イベントがあります。この就活に向かってまずは全力でぶつかっていきたいと思っております!!

今年のゆうさんは、このブログで受験についての情報を発信するだけではなく、皆さんの相談にも積極的に乗っていきたいと考えています。
ブログの記事を更新していなくても、少なくとも、僕はこのブログを1日に1回は確認しているので、コメントでお悩みがあればなんでも相談してきてください!

こんにちは。今回は、僕の合格発表について書いていきます。

まず、受験校ですが、札幌医科大学医学部医学科一般枠です。

受験者数は、20人合格予定のところで45人。完全に穴場です。希望を持ちながら受験をしました。しかし、試験が思うようにできず、とても不安な日々を過ごし、今日発表に至りました。

結果は、不合格でした。
見た直後は落ちたことに対し、正直悔しさもありましたが清々しい感情になりました。これで、就活に本気で打ち込めるなぁと。
しかし、時間が経ってみると、だんだんふつふつと悔しさがこみ上げてきてしまい、号泣してしまいました。
やはり、落ちると相当悔しいですね。本当に。

しかし、今回の受験で僕は本当に最後にすると自分自身に誓って受験をしたので、もう受験はしません。親にも迷惑がかかるし、周りの人にも迷惑が及ぶし。
これからは、この悔しさを就活にぶつけていきたいと思います!!

しかし、成績は開示します!開示した成績はここで公表するので、これから札幌医大を受験しようと考えている方、参考にしてください!!
また、不合格の身分で何言っとるんじゃと思う方がいらっしゃると思いますが、僕が受験で行っていた勉強法、どのような気持ちで勉強していたかなどなんでも話したいと思います!疑問に思ったことはなんでも質問してください!

今年受験だった皆さん、お疲れ様でした!
合格していた方、本当に本心からお慶び申し上げます!!!僕の分まで頑張ってください!!
心から応援しています。

不合格だった方、本当に残念ですね。来年も頑張る方、心から応援しています!!全力でサポートしていきます”僕の悔しさも晴らしてください!!!
今回で受験を卒業される方、本当におつかれさまでした。新しい道を探して歩んでいきましょ!
僕も、これから新しい道を探して歩んでいこうかなと思っています!

最後に、今年受験だった皆さん、本当にお疲れ様でした!!

こんばんは。ゆうさんです。ただいま、2016年3月7日午後11時02分に記事を書き始めました。
僕の受験した大学の合格発表まで残り22時間57分となりました。受験が終わったら受験校を公開しようかなと思っていましたが、合格発表が終わったらに変更させてください。すいません。
とてもとても、受験校を公開できるメンタルではないのです。必死に就活をし、必死に遊び合格発表のプレッシャーから逃れようとしているのですが、就活の準備がひと段落したら、あそび終わったら、またプレッシャーに苛まれ続けているのです。
受験した皆さんの中で、確実に合格したと自信を持って言える方以外は、同じ思いの中で生活していることだろうと思います。改めて、僕のメンタルの弱さを実感しているところです。では早速、僕の仮面浪人生活を段落をつけて回想していきます。結構長い記事なので、お時間のあるときに読んでください!

【仮面浪人を決意した3月】
思えば、去年の3月頃、とある駅で心臓病で苦しんでいる女の子の募金活動をみて、募金をした時のやるせなさから僕の仮面浪人生活がスタートしました。
なぜ僕は募金しかやれることがないのだろうか、高3の時、医学部に合格していれば、医師として重い病気で苦しんでいる小さな命を救う手伝いができるのに、なぜあの時もっと努力して合格しなかったのだろうか。そして、医師になれないのに、なぜ今までのうのうと薬学生としてのんびりと生活をおくれていたのだろうか
こんな思いがぐるぐるしていました。これが僕が仮面浪人生として医学部合格のために日々努力してきた原動力です。

【仮面浪人の辛さを感じた4月】
勉強し始めて、やはり、一人だとメンタル的にもたないと悟った僕は、彼女に打ち明けました。彼女も気持ちを汲んでくれて、仲間がひとり増えました。しかし、同じように努力している仲間も欲しくなりました。そこで、ブログを始め、twitterを始め、仲間のがんばりをタイムラインで見ながら、ブログのコメント欄で見ながらがんばれて来れました。

【学会準備の6、7月、学会ラッシュの8、9月】
夏になり、研究室の先生に精力的に研究をしているから、成果を学会で発表してきなさいと言われ、6つも学会をぶち込まれたこともありました。通常の学生ならばこれほど光栄なことはありません。自分のやっていることが評価され、発表の機会も設けていただけるのですから。しかし、仮面浪人をしている僕にとって、1秒も長く勉強していたいのです。ただの邪魔でしかありませんでした。
しかし、先生が評価してくださったことについてはちゃんとお礼をしないといけないと思い、お礼の意味で本気で準備をしました。
結果、学会賞をいただくことができ、先生に恩返しができました。また、医学部受験での面接でアピールポイントを増やすことができました。←研究について全く質問されなかったから意味ないけどww

【みなさんとのレベルの格差を感じた10月】
そんなこんなで顔に当たる風が寒くなりだした頃、本格的に模試のシーズンになりました。みなさんが全力を出して頑張っている夏休みの8、9月、僕は学会の準備、発表に追われていました。もちろん、この間、勉強することなどできませんでした。模試の結果はもちろん散々なものでした。単調減少を見せる僕の成績、それに相関する僕のやる気、完全に負のスパイラルに陥りました。
ブログ更新の頻度もだんだん衰えていき、ずっと放置状態が続きました。

迫り来るセンター試験】
迫る年の暮れ、周りがだんだんと迫り来る就活でざわつく中、僕は、本当にやりたいことはなんなのだろうと思っておりました。自己分析をする中で、やはり僕は病気で苦しんでいる子供たちの希望の光になりたいと強く思えるようになりました。この時点で周りの医学部受験者と勉強時間を比較すると、かなり出遅れています。高3の時、医学部受験をしたので、周りの受験生の動向がわかりますが、合格した人間は、夏休みが終わってからギアをシフトアップし、10時間を切るようなことはありませんでした。
そのような状況下で、自分の勉強時間は1ヶ月で50時間程度。圧倒的に足りません。勉強時間という勉強量では圧倒的な差がついてしまっているので、追いつくことは到底不可能。ということで、勉強の質を限界まで高めていこうと思い、呼吸も忘れるくらい集中して勉強を本格的に再開させました。
センタープレテストも散々な結果で、彼女から本当にこんな散々な結果で受かる気はあるのかときついことを言われ、泣きそうになったこともありましたが、本番までとにかくがむしゃらに勉強し続けました。

【運命の1月16、17日】
そして、センター試験本番。メンタル的に限界状況が2日も続く中で、出された問題を淡々とこなしました。センター試験についてさらに僕の状況を知りたい方はこちらをチェック!
センターが終わり、狂ったように散財しながら遊んだあと、自己採点を行いました。
自己採点結果は、
倫理・政経:73点
国語:177点(評論50点、小説41点、古典50点、漢文36点)
英語W:165点
英語L:48点
数学ⅠA:86点
数学ⅡB:86点
物理:86点
化学:77点
合計755/900
でした。
はい。事故りました。特に理系科目。直前期で、満足に勉強時間が確保できない中で、文系科目が、ここまででノータッチでした。このまま受験すると大事故を起こすと考え、とにかく文系科目の対策ばかりやっていたのが原因でしょう。理系科目の点数の低さが何とも言えないくらいに悪い。
センターリサーチにかけてみると、どこの大学でもバンザイしてくれない…2月3日の出願期間ギリギリまで、悩みに悩み、受験校を決めました。

【残された2次試験までの時間】
受験校を決めて、出願を終えました。しかし、サボってた期間から、センター試験まで、理系科目を全くと言っていいほど触れていませんでした。確認してみると、穴だらけ!大ダメージを喰らいました。もう本当に絶望的でした。センターリサーチで合格ボーダーよりも低い点数で出願して、なおかつ、二次で使う科目がぼろぼろ。詰んだなと思いました。しかし、日々励ましてくださるtwitterのフォロワーの方、彼女、仮面浪人を打ち明けた家族が応援してくれます。勉強しないわけにはいきません。最後の気力を振り絞り、猛勉強に次ぐ猛勉強をしました。なんとか人並みに問題が解けるまで確認が終わり、いざ戦地へ。

【来たる2月25、26日】
前日は、ホテルにて、感情が高ぶっていて、とても寝られませんでした。寝る前に見た最後の時計は、たしかAM 4:45と表示されていました。3時間ほどしか寝られないまま大学の試験室へ。1日で学科試験がすべて終わるので、全力でときましたが、力及ばず。おそらく不合格でしょう。
面接もなんだか冴えない感じでした。

こんな感じで僕の1年が終わりました。当初思っていたよりも、1年って長いなというのが正直な印象です。
スケジューリングも難しいし、毎日決まった時間に起きるのも難しい。研究との両立も難しい。こんなにきついものなのかという印象でした。

これからは、就活をしっかりと腰を据えて頑張りたいと思います!!
1年間応援ありがとうございます!!

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