薬学部から医学部へ仮面浪人の軌跡

現在某国公立大学院薬学研究科に所属しています。 しかし、医師になる夢を諦めきれずにいたので、今年、仮面浪人を決意しました。 周りの友人、先生にはあかせない積もり積もった話をここでして行きます

現在某国公立大学院薬学研究科に所属しています。
しかし、医師になる夢を諦めきれずにいたので、今年、仮面浪人を決意しました。

2017年03月

こんにちは!勉強の小休止に記事を書いているゆうさんです。
今回は、一昨年、去年の時再受験の失敗を踏まえた今年の勉強の計画についてまとめていきます。

まず、なぜ僕が過去2年間失敗続きだったのか、自分なりに分析した結果についてお話しします。
次に、それを踏まえた僕の今年の受験勉強の方針についてお話ししていきます。

まず僕が、2回続けて再受験に失敗した原因は、2つありました。
  1. 絶対的な勉強時間の不足
  2. ”律儀”に勉強をしすぎた点
 それぞれについて、説明していきます。 

 1. 絶対的な勉強時間の不足

これは、医学部受験を終えてのタイムマネジメントの徹底のところでも書いたのですが、「忙しい」を言い訳にして、勉強時間を取らないことにありました。そこで、他の医学部受験生と勉強時間に差が生まれてしまったのだと考えています。

2. ”律儀”に勉強をしすぎた点

これについては、再受験ブログのジャンルの中であまり見ないかと思います。
そもそも、再受験の成功についてまとめているブログは多々あります。しかし、再受験、仮面浪人をしている方のブログの中で、失敗したことを打ち明け、なおかつ原因分析しているブログは少ないかと思います。
そこで、僕が2年連続で失敗した背景に何があったのかまとめていきます。

まず、タイトルの”律儀”とは、2年連続で、馬鹿正直に最初の分野から勉強を開始してしまったということです。数学だったら数学Iから、化学だったら化学基礎からというような感じで。

なかには、明らかにここは大丈夫だろうと確信できている分野についても「しっかり」と学習をしました。 
ここいらへんで、お分かりの方はお分かりかと思いますが、皮肉を込めています。

わかると確信を持てている分野の学習とわからないことが多くある分野の学習と比較すると、もちろんわからないことが多くある分野の学習の方が、費用対効果つまりコスパがいいことなんて明らかですよね。

こ、記事を見ている方は当たり前じゃないかとあざ笑うかもしれませんが、いざ自分が勉強を始めようとするとき、盲点になりがちだと思うんです。

「どうせ全教科、全分野を学習するんだから。」 と、始めから勉強を始めてしまいがちだと思うんです。
 
次に、自身の反省を今年の受験勉強にどのように活かすかをまとめていきます。

  1. 実現可能な短期用と長期用のスケジュールを組む 
  2. 苦手分野の早期克服を目指す
これについても、順にまとめていきます!

1. 実現可能な短期用と長期用の スケジュールを組む

今までも僕はスケジュールを組んできました。しかし、どれもノルマが高すぎて達成できないものばかりでした。さらに、短期のスケジュールしか立てていなかったので、どうしてもセンター試験前になると慌てふためく原因になっていました。 

そこで、あらかじめ、1年を通しておおまかな計画表を作っておき、それを短期のスケジュールで具体化して、実現不可能なところはその都度修正というような形を取っていく予定です。

さらに、今年はより多くのチャンスを得るために、学士編入についても本気で考えていこうと考えています。したがって、前回の受験より確実にハードになると予想しています。
したがって、スケジュール管理がより一層重要になってきます。

これを忠実に実行していき、来年の3月には笑っていられるようにしたいなぁと考えています!

2. 苦手分野の早期克服を目指す

僕は、数学IIIの積分、特に回転体、区分求積法の見極めが苦手で、複素数平面についても自信を持って回答できるレベルにありません。さらに、物理では、原子物理が大の苦手です。
どれも、始めから勉強していくと、終盤の分野になろうかと思います。

”律儀”に勉強した結果がこれです。 しかし、勉強すればこれらについては克服可能だと信じています。実際に、物理については、半分ほどが全く解けないくらい苦手だったのに、一生懸命勉強したら、いっぱしに解けるようになった成功体験があるからです。

そこで、今年の勉強はこの分野のマスターから始めていきます。
この分野がマスターできたら、順次、他の分野の全体的なスクリーニングをしていき、苦手な分野が見つかり次第そこを補っていきます!

このような形でこれから1年間突っ走っていきます!
これから受験勉強をされる方々、一緒に頑張っていきましょう!

 

こんにちはゆうさんです!
今回は、今後の僕の方針について記事を書いていきます。

まず、僕の現在の状況についてまとめてみることにします。
大学院入学と同時に、今やっていることでは自分のやりたかったことと遠ざかっていると確信し、仮面浪人を決意し、2度医学部医学科を受験しました。

そして、2度目の仮面浪人の際に、就職活動も同時に経験し、某製薬企業に研究職として内定をいただきました。
しかしながら、企業研究について知れば知るほど、自分のやりたいことと違うと感じるようになりました。

そこで、私、ゆうさんは、製薬企業に勤め、まだ治療法のない病気で苦しんでいる患者さんのために、新薬研究という形で貢献しつつ、自身が医療の最前線で直接苦しんでいる患者さん及びそのご家族の救いになれるよう、仮面浪人は継続していきたいと考えています!

具体的には、今年修士号をいただけるということで今年は学士編入にもチャレンジしてみようと考えています。
今年の受験の面接で痛感したのが、通常の受験だと自身が大学院時代に培ってきた研究成果が伝わりきれていないということです。
そこで、学士編入試験にチャレンジすることで、自身の成果を余すところなく伝えていきたいと感じております!

もちろん、今までの努力を無駄にしたくはないので、センター試験を介した通常の大学受験にもチャレンジしていきたいと考えています!

今年から新社会人ということで、数々の慣れないことが待ち受けていることだろうとは思います。しかしながら、一つ前の記事に書いたように、忙しいということを言い訳にする惨めな行為だけはもうしないとここでちかいます。

そしてもうひとつ。今年の受験で僕のチャレンジは最後にしたいと思います。
ラストチャンス、しっかりつかんでいきたいと考えています。

今年1年、どうぞみなさん、よろしくお願いします!!

センター試験の結果が81%ととてもじゃないけど芳しいものではありませんでした。
諦めかけていた僕に、去年仮面浪人して成功した友人から81%で諦めるなんて勿体なさすぎると言われ、ダメ元で受験しました。

ダメ元で受けたものの、受験当日まで本気で合格するつもりで勉強していたため、本当にショックです。しかしながら、反省点も同時に見えてきました。


1.受験科目をしっかり確認すること
今回、僕が受けた弘前大学医学部医学科は、今年から理科が受験科目からなくなり、その空いた点数に面接が点数化されることになっていました。僕はその確認を怠り、去年と同じ科目なんだとたかをくくり、軽い気持ちで出願してしまいました。

気づいたのは出願が完了した2日後。得意な化学が受験できなくなり、苦手な数学のウェイトが上がってしまいました。

ここで、みなさんに声を大にして忠告します。
必ず、受験校選定の際は必ず受験科目を確認すること!

2.受験校の出題傾向をしっかりとつかむこと
受験校を決定した僕は、どの教科のどの箇所が苦手なのか把握しきれていませんでした。そこで、受験科目である数学のすべての分野の確認をしようと考えつきました。
ここからは言い訳がましくなるのですが、受験と修士論文が時期的に見事にかぶってしまい、十分に時間を取ることができませんでした。そのせいで、数Ⅲの積分の分野がおろそかになっていました。

それを痛感したのが、受験当日の数学の時間。見事に確認してさえすれば簡単に解けそうなy軸回転の回転体の面積。もう後悔しかありませんでした。なぜなら、行きの新幹線の中で確認しようと思っていたのにもかかわらず、確認しきれていなかったのだから。

本当に後悔の念で包まれました。自分の中ではあの回転体の面積が求められさえすれば合格できたのではないかと分析しています。ここで、真っ先に思ったのが、受験校を決めた際には、まず過去に出題されている箇所の確認を優先的に行うこと。
これを強く感じました。

したがって、ここで声を大にして言いたいのが、
受験校の出題傾向をしっかりつかんでおくこと

3.タイムマネジネントを徹底すること
これは、現役生、予備校に通っている浪人生には当然すぎることですが、仮面浪人生及び、社会人でありながら再受験をされている方にとっては重要なことですね。
受験勉強の他にもすべきことが山のようにあるということです。

受験しかしていない方ならば、受験に集中すべきであると考えるのは当然ですよね。しかし、そうもいかない人々のために書いています。そのような方は3番を読み飛ばしてください!

仮面浪人生、及び際受験生の方々、すべきことがあるのは当然です。その道を選んだのは自分自身です。最優先は人生を変えられる受験勉強です。

しかし、それを僕はわかりきっていませんでした。仮面浪人2年目なのにです。とても恥ずかしいことです。今考え起こしてみれば、修士論文を言い訳にしていた感覚があります。十分に修士論文の合間に時間をとろうとおもえば取ることは可能でした。

それなのにしなかった自分には深く反省しています。
ここをしっかりできる人が仮面浪人を成功させられるのかなと思っています。

ここで、声を大にして言いたいのが、
きついときこそ自分に厳しくタイムマネジメントを徹底すること

今回はぼくの受験の失敗から痛感した3つのことについてまとめてみました。
今後、仮面浪人をするかは未定ですが、もしもするときは、この記事を僕自身読み返して、戒めにしたいと思います。

みなさんも僕が身をもって体験した失敗からの教訓を活かし、僕のように失敗をしないようにしてください。みなさんの成功を心から祈っています!!

こんにちは!イタリア、フランス旅行から帰国したばっかりのゆうさんです!笑
今回は、僕の受験校の報告と結果についてお話ししたあとに、今後の僕の行動についてお話ししようと思います。

まず、僕の受験校についてお話ししていきます。
今年受験したのは弘前大学医学部医学科でした。結果は…落ちてしまいました。
合否の結果は現地フランスで友達に悟られないように確認しましたが、番号はありませんでした。

みなさんの応援のおかげで、就活が終わった6月から受験勉強を始め、ここまで頑張ることができました。本当にありがとうございます。

今回の結果報告とみなさんの応援のへの感謝を込めて、この記事にさせていただきます。

↑このページのトップヘ